2021-04-27 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
今もありました長野市の決壊部であります長沼ですね、ここは、今話もありましたように、全体をコンクリートで覆うようないわゆる粘り強い堤防、これが建設をされておりますが、しかし、もう一か所増えておりまして、長野市の塩崎という地域ですね、こちらは、同じく台風十九号の洪水でまさに堤防の越水が発生をし、裏のり尻からどうも洗掘されたのではないかと。
今もありました長野市の決壊部であります長沼ですね、ここは、今話もありましたように、全体をコンクリートで覆うようないわゆる粘り強い堤防、これが建設をされておりますが、しかし、もう一か所増えておりまして、長野市の塩崎という地域ですね、こちらは、同じく台風十九号の洪水でまさに堤防の越水が発生をし、裏のり尻からどうも洗掘されたのではないかと。
資料の二を見ていただきますと、私がその堤防決壊現場に行った際のものでありまして、決壊部の少しだけ上流の部分の写真です。そこに、写真にありますけれども、その堤体そのものとその住宅地側に土を盛って桜の木を植えた桜堤、その間から砂が噴き出した跡があったんです。 これ、堤体に砂礫が入っていたということも否定できないんじゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
そのことを考える前に、もう一つ確認しておきたいと思うんですけれども、長野市長沼穂保地区、決壊部のところの越水区間はどれだけあって、実際に切れたのはどのぐらいあったのか。
なお未だに埼玉縣栗橋、幸手方面におきましては、廣汎な地域にわたりまして濁水におおわれておりますために、逃げ遅れました住民の一部は水中に孤立して救いを求めておる状態でありまして、埼玉縣当局におきましては、これが救出にあらゆる苦心を拂いつつあるのでありますが、二箇所の決壊部より流入する水勢に妨げられまして、救出作業はすこぶる困難をきわめておるようであります。